用語集

Glossary

コンプライアンス

コンプライアンスは、法律を守ること、企業の規則や倫理を守ること、道徳や習慣を守り従うことを意味しています。

「コンプライアンス」は、ガバナンスと同様に使用する頻度が多いワードであり、2つは同じ意味合いで使用されるケースが多いです。しかし、実際にはそれぞれの意味は異なります。

コンプライアンスというワードがビジネスで多用されている理由は、一般的な法律のほかに、企業にも法律があるためです。

例えば、ステークホルダーである株主、顧客、取引先に、経営状況を報告する財務会計は、実施することが義務付けられている業務の1つとなります。これを行わなかったり、虚偽の報告をしたりという行為は法律違反です。法律違反があった企業は、行政からの罰則を受け、ステークホルダーや社会からの信用を失い、企業としての成長も見込めないでしょう。最悪のケースでは、倒産に追い込まれることもあります。

横領や粉飾決算といった不祥事の事例がある中で、違反者は経営者であるとは限らず、一般の社員や役員であるケースも多いです。企業は、不正が行われることに対する意識を強化し、リスクの大きさを再認識すること、違反行為が行われないように規則を作るなど、体制を整える必要があります。体制を整える活動のことも、コンプライアンスと呼ばれているのです。また、法律違反ではなかったとしても、個人情報流出といった事例では、コンプライアンス違反であると判断されます。

詳しくはこちらの記事も参照ください。
https://infogov-labo.jp/articles/difference-between-governance-and-compliance/

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