用語集

Glossary

非構造化データ

「非構造化データ」とは、電子メール、提案書や企画書、見積書や発注書、契約書、デザインデータ、CADデータなど、従業員の日常業務で生成されるメール文書、プレゼンテーションやワード・エクセル、画像、動画などのデータ(ファイル)のことを指します。

データ単体で意味を持ち、それぞれで業務用途が異なるためデータベースでは扱うことが難しいデータであるといえます。

昨今では、構造化データと非構造化データを総称して「ビッグデータ」とも呼ばれていますが、実は、企業で扱われているデータの大部分を占めるのが「非構造化データ」です。

非構造化データが多くなった背景には、電子メールを活用したコミュニケーション基盤の浸透、マイクロソフト社のOffice製品やアドビ社のグラフィックソフトウェア製品の幅広い普及など、さらなる業務のIT化にともない、人や企業とのコミュニケーションをより表現するデータ活用が業務に組み込まれてきたことが考えられます。

また、e-文書法や電子帳簿保存法などの法規制の整備により、従来の紙の書類が電子データとして業務に有効活用されるようになったことも大きな要因です。

ユーザーから求められる製品やサービスを提供するためには、業務をITで効率化し、いかに幅広いデータを扱えるかが重要になるため、今後もより企業内で非構造化データの占める割合が高くなると予想されます。

構造化データと非構造化データ

 

詳しくはこちらの記事も参照ください。
https://infogov-labo.jp/articles/what-is-structured-data-and-unstructured-data/

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