グローバルサプライチェーンにおけるEDI最前線 <デジタルを活用した倉庫・物流の可視化の重要性について>
御社がグローバルビジネスと無関係でないとしたら、本書で解説する内容を是非とも押さえておいていただきたい。多くの企業にとって日本国内のみでビジネスが完結せず、国や地域、業界をまたいで海外企業との取引が行われるグローバルビジネス化の傾向は加速する一方である。
企業のグローバル化が進み、注目されるのが「サプライチェーンマネジメント」だ。「サプライチェーン」とは、原材料が調達されてから商品が消費者に渡るまでの生産・流通プロセスのことであり、「原材料・部品調達→生産→物流・流通→販売」という一連のプロセスの連鎖のことを指す。
本書ではグローバルサプライチェーンマネジメント最適化の核とも言うべき「倉庫」と「物流」業務に焦点をあて、EDI と最新のデジタルテクノロジーを活用した倉庫・物流の「可視化」がいかに重要かを解説していきたいと思う。